製品

  1. TOP
  2. 製品
  3. プロセス別検索
  4. ターボプレックス ® ATP

ターボプレックス ® ATP

概要

粒子を分級ロータの回転による遠心力と気流による向心力のバランスによって、微粉と粗粉を効率よく分級する遠心力型分級機です。
分級ロータを複数個備えたマルチロータタイプもあり、分級性能に影響することなくスケールアップが可能です。

原理・構造

ATP構造図

気流を伴った粒子の空気抵抗力が分級ロータの回転によって生じる遠心力より高い微粉は、分級ロータを通過し、微粉排出口を経由して、集塵機で回収されます。

一方、遠心力の影響を強く受けた粗粉はケーシング胴に沿って下降し、粗粉排出口から排出されます。

二次エアは、下降してくる凝集粒子を分散させ、再度分級ロータ部へ送ります。繰り返し分級を促進して分級性能を向上させています。

分級径は、回転速度と風量により調整します。高度な技術で精密加工された分級ロータは、シールエアで微粉中への粗粉の混入を回避します。

特長

分級可能範囲が広い

分級径Dth = 2 ~ 200μm 程度で、高い汎用性があります。

分級精度が高い

シャープでトビが少ない分級ができます。また、シールエアにより粗粉の混入を防止します。

分級ロータの交換が容易

ヒンジ機構により、分級部の開閉が容易にできます。

耐久性が高く、耐摩耗にも対応可能

研磨材の製造工程にも使用できます。

セラミックス構造に対応可能

金属コンタミを回避できます。

粒子径の調整が容易

分級ロータの回転速度と風量で調整します。

スケールアップが容易

マルチロータ型の採用で、微粉カットポイントを維持したスケールアップができます。

セラミックスマルチロータ

微粉排出口(セラミックス仕様)

フロー

仕様

ご質問・ご相談はお気軽にお寄せください