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ナノクリエータ® FCM

概要

単組成から複組成まで、ほとんどの酸化物ナノ粒子を合成することができる装置です。
同じ物質であってもナノ粒子にすることで、量子サイズ効果、比表面積の増加に伴う活性・反応性の向上、溶解度・拡散速度の向上、焼結温度の低下などが期待できます。

バッチ式のFCM-MINI のみラインアップしています。

原理・構造

プロパンガスと酸素ガスを燃焼させた火炎を熱源として酸化物ナノ粒子の合成を行います。

火炎の中に金属の元素を含んだ原料溶液を供給し、金属を酸化反応させて酸化物ナノ粒子を得ます。
酸化反応後に適切な冷却を行うことにより、粒子径が大きくなる前に反応を停止させています。

スプレーノズル、製品捕集機、吸引エジェクタで構成されており、スプレーノズルで生成した粒子は、プロセス後段に設置したエジェクタによって吸引され、製品捕集機内に設置したフィルタに集められます。

粒子合成原理

FCM-MINI型

使用可能な原料の種類

特長

ほとんどの酸化物ナノ粒子が合成可能

単組成から複組成までの酸化物ナノ粒子の合成ができます。

分解・組立・清掃が容易

構成部品が少なく全ての部品を容易に分解できるため、運転条件変更や製品組成変更などを頻繁に行う研究開発・実験用途に最適です。

コンパクト

ユニット化されているので、省スペースで容易に設置できます。

ナノ粒子合成の様子

用途例と合成例

仕様

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