乾式/ 湿式のいずれにも使用できる粗砕機です。
用途に応じて構造の異なったRA/RP 型、RI 型があります。
野菜、果物、魚肉などの食品をはじめ、化学薬品、樹脂など広範囲の原料の粗砕に使用されます。
投入された原料はロータによって粉砕・分散され、スクリーンを通過して外周から排出されます。
ロータには固定ハンマが取り付けられています。
ロータは機種により斜め、垂直の駆動軸を持ち、スクリーンはその全周360°に取り付けられています。
製品粒子径の調整は、スクリーンサイズによって調整します。
スクリーンは短時間で交換でき、清掃も容易に行えます。
ロータが45°に傾斜している斜め軸タイプです。原料は上部から投入し、製品は下部から回収します。
上部ケースとスクリーンは、クランプバンドによってワンタッチで着脱ができます。
ハンマも容易に取り外すことができ、機内水洗もできます。
ベルト駆動式がRA 型、モータ直結駆動式がRP 型で、RA 型は原料中の粉砕困難なもの(原料中の異物)を除去する異物用排出口の設置が可能です。
RP型によるトマト粉砕イメージ
RA型内部
ディスインテグレータ RA/RP仕様
ディスインテグレータ RA/RP 用途例
RI型断面
配管ライン中に直接設置可能なインラインタイプです。ロータは垂直になっており、原料は上部からポンプによって供給されます。
ペーストやスラリーなどの液体配管ライン中に設置するため、シャフトシールはグランドパッキンかメカニカルシールを選択できます。
PVC ペーストや洗剤などスプレードライヤの前工程において、ノズル詰まりの原因となる「だま」などを解砕するのに適しています。
スプレードライヤ前処理用 RI型フロー
ディスインテグレータ RI型 仕様
ディスインテグレータ RI 用途例
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