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ラボ・測定

エアジェットシーブ e200LS ふるい分け機

Fig. 1 エアジェットシーブe200LS

Fig. 1 エアジェットシーブe200LS

概要

篩網によって粒子径測定を行う減圧吸引型ふるい分け機である。エアージェットの分散効果により、短時間で正確に粒子径分析が行えるため、粉体製品の品質管理や研究開発用途に適する。エアジェットシーブe200LSには、従来のエアジェットシーブの機能が全て備わるだけでなく、ユーザ志向のシステムインタフェースを採用し、操作が容易なことから、ふるい分け操作のグローバルスタンダード装置と評価されている。

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原理・構造

空気の流れで分析対象となる材料を運動させ、回転式ノズルから噴き出す強力なエアージェットが篩網に途切れなく吹きつける(Fig. 2)。これにより、ふるい分け時間が大幅に短縮され、処理が難しい材料にも対応できる(Fig. 3)。同じ圧力、同じふるい分け時間で、正確な再現性とトレーサビリティに対応できる粒子径分析を可能にした。


一般にラボで使われる各種テストシーブとのふるい分け時間を比較したグラフをFig. 3に示す。
従来のふるい分け機では、微粉のふるい分けが難しい場合がある。例えば重質炭酸カルシウム(JIS 17種、平均径 1.2μm、最大粒子径 約20μm)は凝集性が非常に強く、分散剤としてナノ粒子を混合してふるい分けされている。目開き63μmの篩を用いて、二種類のふるい分け機により、篩分けした結果、広く使われている振とう式のふるい機では、20分間篩分けしても6割以上の粉体が篩上に残った。これは、ふるい分け中に微粉が凝集し、粒子が篩目開きよりも大きく成長したことと、目詰まりが生じたことが原因である。
一方、本装置では優れた分散効果と篩の目詰まり防止効果により、5分程度のふるい分け時間ですべての粉が篩を通過した。

Fig. 2 構造

Fig. 3 性能比較

構造の説明と原理

特長

■新機能
1)ふるい分け作業時の圧力制御
自動圧力コントローラが篩室内の圧力を制御し、ふるい分け作業中の圧力を一定に保つことができるため、作業効率、信頼性、快適性が向上した。

2)篩枠アダプタ
新しいe200LS への切り替えは簡単で、あらゆる規格の篩が使用可能である。(対応篩枠のタイプ)
旧型エアジェットシーブのA200-LS、200LS-N Φ200、Haver & Boecher Φ200 Φ203、Retsch Φ200、WS.Tyler Φ203、ISO 規格

■篩の識別
篩にはトランスポンダチップを搭載し、内蔵ソフトウェアで篩を認識・識別する。篩の目開きの手入力を不要にするとともに、篩の装着エラーの防止、作業工程・データの自動保存を可能にした。これらの機能は、多数の異なる製品の分析をさまざまな篩の組み合わせで行う研究開発用途で役立つ。
ふるい分け時間や篩室圧力などのプロセスパラメータを、個別にメモリに保存し、操作中に自動で読み出すことも可能である。

Fig. 粉体

■人間工学に基づいたデザイン
洗練された流れるような形とスマートなタッチパネルも特徴のひとつであり、一目でハイエンドモデルとわかる外観を持つ。また、製品名に付けられた“e”をデザインしたマーク は、下記を意味する。

=embedded system(組み込みシステム)
eControl 搭載のミニコンピュータでプロセス全体を管理・監視・制御する
=easy(簡単)
タッチパネルで直感的な操作が可能である
=efficient(効率)
ふるい分け時間の最適化により測定時間を短縮した
=ergonomic(人間工学)
機能的で洗練されたデザイン
=evolution(進化)
世代から世代へと続く絶え間ない発展

Fig. 人間工学に基づいたデザイン

■easy operation(簡単操作)とeControl
直感的なグラフィックユーザインタフェースを採用し、操作ガイドがユーザをサポートするため、直ちに作業を開始できる。また、3種類のバージョンを持つソフトウェアeControlによって制御される。
ベーシック:基本的なふるい分けプロセスに対応するソフトウェア
プロフェッショナル:標準的な研究開発向け要求に対応するソフトウェア
アルティメット:特別な要求に対応する最上級ソフトウェア
さらにe200LS では次の機能も追加されている。
・言語の切り替えと国による測定単位の設定(6ヶ国対応)
・比較分析、傾向分析(ベーシックには不含)
・ユーザ管理とパスワード保護機能を備えたQMツールボックス(プロフェッショナルに搭載)
・篩セットのレシピ管理(ベーシックには不含)
・分析結果の保管とエクスポート(ベーシックには不含)
・21 CFR Part 11に対応(オプション)

Fig. タッチパネル

Fig.4 起動画面

Fig. 5 篩い分け中の画面

Fig. 6 粒子径分布測定例

Fig. 7 シ-ブ管理画面

Fig. 8 測定履歴

用途例

■粒子径分析・管理
■粗大粒子管理
■全通検査
■研究用少量粉体のふるい分け
■結晶セルロースの品質管理(日本薬局方 第13 改正以降)

市販セメント粉の篩い分け例

仕様

Table 1 仕様

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