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【超微粉砕】スパイラルジェットミル AS

概要

旋回気流による分級機構を持ったシンプルな構造で、弱熱性原料を数μm まで粉砕するジェットミルです。
GMP、CIP/SIP対応が可能であり、幅広い医薬原料の粉砕に適しています。

原理・構造

スパイラルジェットミル AS

粉砕機構

粉砕エアはスパイラル状に配置されたノズルを通り、粉砕室へ音速に達する高速で流入します。
一方原料は、エジェクタエアによる吸引力でフィードシュートから粉砕室に送り込まれ、粉砕エアがスパイラル状に流れる部分で捕らえられます。

このような機構によって投入された原料は、粉体粒子同士の衝突および摩砕により粉砕されます。
その後、粉砕された原料は粉砕室内に形成された渦中で分級されます。処理された微粉は、粉砕エアによって排出口に送られます。
粗粉は遠心力によりノズルリング付近で旋回し、再粉砕されます。

スパイラルジェットミルは排出口の特殊な形状により、微粉域の優れた分級が可能です。
機内の気流は粉砕室内滞留原料の量に影響を受けます。
滞留量が多いとスパイラル気流が乱れ、遠心力が低下し、製品が粗くなります。

そのため、原料滞留量と粉砕空気量との関係が、製品粒子径制御の最も重要な因子となります。

特長

シンプルな構造

駆動部を持たない旋回流型で扱いやすく、ノズルリングは製品の要求粒度に応じて取替え可能です。 

GMP に対応

部品点数が少なく、分解洗浄性に優れています。

ラインアップが豊富

1 回10g 程度の極少量処理機種から数百kg/h の大量処理機種までご用意しています。

CIP/SIP に対応可能

弱熱原料の数μmまでの粉砕が可能

防爆仕様が容易,不活性ガス使用も可能

極少量(1回10g程度)から数百kg/hまでの大量処理機種までラインアップ

当社のアイソレータと統合したシステムも提供可能

スパイラルジェットミル 医薬仕様100AS

スパイラルジェットミル 医薬仕様315AS

スパイラルジェットミル 医薬仕様200AS

用途例

  • モース硬度3 以下の原料の粉砕
  • 抗生物質や高品質な化成品、特に製品の高純度や高い粉砕精度が求められる医薬品
  • 金属コンタミが許されない二次電池正極材料

スパイラルジェットミル 50AS-I (コンプリートタイプ) SUS 製フィルタケース付き (粉塵飛散防止) 供給用振動フィーダ付き 概寸:355Wx405Dx560H(mm)

スパイラルジェットミル 50AS-II (ベーシックタイプ) フィルタ付き (フィルタケース無し) 概寸:275Wx260Dx423H(mm)

仕様

ラボ機仕様

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