塗装ブース直後で未硬化粉体塗料の膜厚を検知、測定偏差に応じて即座に吐出量の条件変更を行うことができる。
レーザービームパルスはが未硬化塗膜の表面に当ると、そのヒットポイントはレーザーエネルギーにより定期的に加熱される。この温度上昇が未硬化塗膜の内部に広がり,ワーク金属面で反射、熱パルスとして塗膜表面に現れる。この熱パルスを検出、パルス形状の解析により膜厚を瞬時に測定する。
Fig. 11 レーザーサーモスコープ
Fig. 12
Fig. 13
ワグナーのあらゆるガンに対応できるECOTECH2007コントロールモジュール。
EPG2007コントロールモジュールは,ワグナーの新型ガンにはどれも対応可能である.簡単な操作でコロナ/トリボ,手動/自動の設定に切り換えることができる。
高電圧(kV,μA)、トリボチャージ(μA)表示は読み取りやすいLED表示。電圧は0~100kVで調整でき、電圧kVとμAが同時に表示される。さらにトリボガン使用時は実際のトリボチャージ(μA)が表示される。
対応コンベアスピード | 1.8-10.0m/min |
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測定膜厚 | 30-120μ |
精度 | ±5% |
測定ポイント | 100㎜2/ポイント |
測定時間 | 5-8sec |
測定距離 | 650±150㎜ |
測定角度 | 90゜±20゜ |
Table 3
改善前塗料使用量 | 6,700kg/月 |
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改善前平均膜厚 | 65μ |
改善後平均膜厚 | 42μ |
膜厚低減率 | 35% |
塗料削減量 | 2,300kg/月 |
Table 4
Photo 19 コントロールモジュール EPG2007
Photo 20