ここでは、新卒採用に関して学生の皆さんからよくいただく質問を記載しております。
気になる内容は、しっかりチェックしておいてください。
原則として、応募条件に選考学科の定めはありません。(ただし、一部の職種については学科の指定があります。)学科を問わず応募が可能で、実際に様々な学科出身の方が入社しています。学生時代に粉体工学、機械工学、化学工学などを勉強された方は、粉体処理プロセスの立案や機械設計など当社で役立つ知識が多くあります。しかし、そのような方々でも新たに必要な知識や技術はたくさんあります。一方、初めて粉体技術を学ぶ方にとっては、新たな分野へのチャレンジということになります。
でも、入社後の実習を通じて仕事に必要な“粉体技術の基礎”をしっかり身につけられますので、心配はいりません。新たな分野に対しても積極的に学ぶ姿勢を継続すれば、ぐんぐん成長できます。
当社は入社後に必要に応じて実習を経験してもらうようにしています。入社後約1ヶ月は、各部門での仕事や役割などの理解や社会人としての心構えやマナーを学ぶことから始まり、その後は職種によって異なりますが、テストセンターや工場での実習を行い、数か月~1年、長い場合は約2年間という期間をかけて、じっくり育成することにしています。
テストセンターは、お客様が求める粉の処理を当社の機械・装置で実現することができるかどうかを実証する場所です。作業服を着て、時には汗をかきながら、装置の組立てなどの事前準備、お客様との打合せ、テストの実施、テスト結果の評価、報告書の作成など、仕事の基本が学べる場所でもあります。1年目は先輩に教えてもらい、2年目は後輩を指導する立場となり、さらに自分自身の理解を深めることができます。
(研修プログラムは随時見直されますので、あくまでも目安としてお考えください。)
理系の方だけではなく、文系の方についても営業職や人事・法務などの管理部門などの職種を積極的に採用したいと考えています。文系の採用数は、理系と比べると少ない場合もありますが、営業職や人事・経理・経営企画など、多くの文系出身の先輩たちが活躍しています。
特に営業職では積極性や行動力、自分自身で考える力に加えて、体力やガッツも求められます。体育会系で体力に自信がある、積極性なら誰にも負けない、海外で活躍したいなどの強みをお持ちの方は、ぜひご応募ください。
技術系、研究開発系、営業系、事務系など職種を問わず、海外で活躍するチャンスがあります。例えば、技術職は海外向けの案件を担当する場合は、海外での打合せや試運転などが必要になります。海外エリアを担当する営業職は、海外にいるお客様のところへ頻繁に足を運びます。
当社には複数の海外拠点があり、最近は海外向けの案件が増加しているため、今後、海外で活躍できるチャンスがさらに増えることが予想されます。中国、東南アジアなど成長が著しい新興国市場の開拓も積極的に推進しており、日本人の技術職や営業職が海外に駐在する機会も増えると思います。海外で自分の力を試してみたい、当社の粉体技術を世界に広めたいという方にとっては、やる気次第でチャンスが拡がる会社です。
留学生の採用枠は設けていませんが、日本人と同様に選考を行ない、これまで複数の採用実績があります。職種は技術系・事務系を問わず活躍しています。現状は日本国内で勤務するケースが多いですが、中国、韓国、東南アジアなど海外にも現地法人があるため、今後は現地法人での活躍も期待しています。
選考がある程度進んだ段階で、当社の理解を深めていただくために工場見学を実施しています。当社の事業内容はイメージしにくい部分があるため、粉体処理機械を生産している工場に加え、粉体処理の実証試験を行うテストセンターも見学していただき、理解を深めてもらっています。テストセンターは、入社後の実習を行う場所ですので、入社後の自分をイメージしながら見学してもらうようにしています。
これまで勉強されてきたこと、適性、本人の希望などを考慮し、会社が決定します。配属先や職種は採用時に決定するのではなく、入社後の実習での成長度や適正を確認した上で、正式に配属先と職種が決まることになります。
職種変更のルールは定めていませんが、仕事や視野の幅を広げるためや適材適所の人材活用を進めるために職種を変更することがよくあります。例えば、技術職から設計職、設計職から開発職、時には技術職から営業職に変更するなど様々なケースがあり、様々なことにチャレンジしてみたいという方にはぴったりの会社です。
当社では勤務地限定の採用制度を導入していないため、職種の変更とともに転勤となる可能性があり、勤務地は国内の場合は主に大阪や千葉になります。また、海外の現地法人も複数あるため、海外に駐在する可能性もあります。
一言で表現するのは難しいですが、「自由な雰囲気で風通しが良い」会社です。当社は社員同士のコミュニケーションを大切にしており、上司と部下、先輩と後輩でもざっくばらんに話し合う風土があります。時には厳しく指導されることもありますが、わからないことは聞けば親切に教えてくれます。
社員同士のコミュニケーションを促進するものとして、社員旅行やクラブ活動などもあります。また、仕事が終わってから事業所内でバーベキューを行うことがあり、役員を含め多くの社員が交流する場になっており、普段仕事で関わらない社員同士の情報交換の場になります。その他にも労働組合が主催するキャンプやスキー旅行、ボウリング大会などのイベントもあり、風通しが良い風土づくりの一翼を担っています。
当社における離職率は、2012年以降に入社した新卒採用者の離職率は約4%です。日本の企業においては、大卒の場合、新卒で入社した後、3年で3割が離職すると言われています。離職率が低い理由はいくつかありますが、入社後の実習などじっくり学べる環境があること、わからないことは先輩社員にも気軽に聞くことができ、聞くと丁寧に教えてもらえるなど社員同士のコミュニケーションがとりやすく風通しがよいこと、若手社員にもどんどん仕事を任せることなどだと考えています。
これまで、多くの社員が育児休業を取得しています。当社の女性社員の平均勤続年数は約19年と長く、出産を理由に退職をするというケースもあまりありません。
しかし、女性社員の割合はまだまだ低いというのが当社の現状で、女性社員の活躍は当社の課題の一つです。当社の人事制度は、総合職や一般職という区分がなく、性別に関係なく、同じように働いていただくという方針です。やる気のある方はぜひチャレンジをお待ちしております。
独身者の場合、自宅からの通勤が一定以上の時間を要する場合は、会社の独身寮に入居することができます。自社所有の独身寮がない地域の場合は、会社が契約するワンルームマンションを独身寮として準備しています。
ちなみに、月々の家賃負担額は数千円で入居することができます。(ただし、入居期限は30歳までとしています。)
毎年、夏季に大学・大学院生、高専本科生の理系を対象として、1週間のインターンシップ受入れをしています。次年度以降も受け入れが決定次第、当社Webサイトや就職情報企業のインターンシップサイトなどで情報公開する予定です。興味をお持ちの方は、ぜひインターンシップに関する情報をチェックしてください。
内容はテストセンターでの粉体処理の実証テストの補助を中心に、作業服を着て、実際に粉体処理機器に触れていただき最先端の粉体技術を感じるプログラムとしています。また、テストセンターは、入社1年目もしくは2年目の若手社員の多くが実習をしている場所でもあるため、会社のことや就職活動のことなど先輩社員の声を聞くことも大きな収穫となります。インターンシップのためにつくられたカリキュラムではなく、実際の仕事を体験するので、当社への理解を深めることができます。夏の暑い時期で大変な部分もありますが、参加した学生の多くが、その後の新卒採用の募集にエントリーしてくれていますので、大変嬉しく思っています。