第15次中期3カ年経営計画のスタートとなった昨年度は、決して満足のいく結果ではなかった。
グループ本社としての管理・指導の甘さが一因と反省し、今年度は状況を先読みした柔軟な対応を
指揮することで業績回復を図りたい。会社の成長には、計画の完達が必須条件である。
今年、創業100周年を迎えるが、当社の歴史を支えたのは、自社開発と海外企業からの技術導入に
よって作り上げた粉体技術連峰であった。
研究所や事業部門のみならず、管理部門も含めた全社員が、新しいものを創り出す意識を持って業務に
あたることで技術開発を継続し、次の100年を築く「新しい粉体技術連峰」を形成していかねばならない。
今一度、規律を重んじ、万端な準備によって集中力を高め、中味の濃い仕事をすることで、
信頼される集団を目指してもらいたい。
全社員がそれぞれの業務のやり方を工夫し、技術開発を念頭において努力することで、
会社の成長を目指してほしい。
以上