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大阪工研協会主催の新春講演・交流会で、社長 細川が講演を行いました

2月3日(水)に行われた一般社団法人大阪工研協会が主催する新春講演・交流会(於:KKRホテル大阪)で、
社長 細川が、「テクノロジートランスファーについて」と題して、講演を行いました。

当社の海外進出の足跡について、海外企業との技術提携やクロスライセンス契約、企業買収などに焦点を当て、
歴史とグローバルな事業展開などの現状を語りました。

当社ではグループ会社が持つ独自の技術や風土、慣習などを尊重しつつ、
相互交流によって、グループ会社間のテクノロジートランスファーを促進してきたが、
一方でこの手法は、自社開発機に過度の重用意識を生み出すことにもつながった。
例えば、同一機でありながら、それを扱う日本、欧州、米国のそれぞれの会社で仕様の違いを生じたり、
優れた装置にも係わらず開発会社以外では売れないなどの弊害も見られる(NIH、Not Invented Here)。
“テクノロジートランスファーが招いたもの”には、これらの負の面も含む。
“真のテクノロジートランスファー”には、国や会社を超えた緻密な連携が必要である。
このような連携を上手にまとめるのは、日本人が本来得意とする分野であることから、
創業100周年を経て、今後、更なる飛躍のためには、日本本社がリーダーとなり、
テクノロジートランスファーによるグループシナジー効果の発揮が不可欠である。
として講演を締めくくりました。

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