化学工業日報「2018トップインタビュー ” 挑戦 ”」のコーナーに、社長細川が登場しました。
<インタビュー内容抜粋>
昨年度は、顧客の製造工程効率化による生産力アップや老朽化に伴う設備更新などを背景に、
二次電池や磁性材料、食品分野が好調に推移し、複数の大口案件を獲得できたことに加え、
新システムなどの提案によって売上高営業利益率10%を達成した。
今期は、連結、単体ともに計画水準での進捗を予想する。粉体関連事業では、引き続き磁性材料や
電池材料、食品向けが業績を牽引し、メンテナンス等のアフターセールスも期待できる。
中国、韓国、東南アジア地域で、グループのブランド力を高めていきたい。
一方、業績好調で設備投資を積極化される顧客が多く、受託加工事業はやや伸び悩む傾向にあることが課題。
昨年10月から新たにスタートした第16次中期3カ年経営計画では、
“グローバルマーケティング推進によるブランド力と収益力の強化”を基本方針に掲げた。
新興国等の成長期待市場や新分野への更なる事業拡大を図るべく、グループ企業が一丸となって、
製品、技術、アプリケーションの開発を推進し、市場競争力の強化と収益性向上を目指す。
グローバルに事業を展開して久しいが、まだまだ十分とは言えない。
粉体技術のトップブランドとして『何でもできる』を鮮明に打ち出し、提案営業の強化によって、
国内外でグローバルカンパニーとしての価値向上を図っていく。
また、優れた技術を持った企業があれば、M&Aも積極的に進めていく方針である。