化学工業日報「2019トップインタビュー”道標”」のコーナーに、社長 細川が登場しました。
<インタビュー内容抜粋>
昨期(2018年9月期)は最高益を更新した。
粉体関連事業は、主に国内の食品分野が牽引し、利幅も大きかった。磁性材料や電池向けも伸長した。
また、プラスチック薄膜関連事業は、アメリカ向けの販売が好調だった。
装置稼働の活発化に伴い、部品交換やメンテナンスといった機会も増え、アフターサービス事業も利益面で寄与した。
粉体機器メーカーとして、他社に先駆け開発した当社IIoT(産業用モノのインターネット)ソリューション
『HOSOKAWA GEN4』は、 クラウドやビッグデータ解析技術などを駆使し、粉体プロセスにおける運転条件の最適化、
生産自動化、人材不足の課題解決といったトータルマネジメントを支援する技術で、
インダストリー4.0を実現するサービスとして今後も注力していく方針。
今期の見通しについては、粉体関連は食品、電池向けが牽引すると想定しており、特に国内の食品分野の需要は、
各食品メーカーの工場老朽化に伴う建て替えの時期にさしかかっている背景から、しばらく続くとみている。
また、近年の人材不足に対応するため、組織横断的に業務効率化も加速する方針である。