マクロ混合から精密微細混合まで、広範囲な分散を短時間に行うだけでなく、複合化、表面改質、球形化などの粒子設計・粒子加工も可能にした高性能粉体処理装置です。
粒子に、圧縮・せん断・衝撃の3つの力をバランスよく作用させることで、効率的に複合化できます。
少量サンプルの処理が可能な小型実験機NOB-MINIから、大容量の生産機までを揃えています。
ノビルタの性能を維持しつつ、大容量化、コンパクト化を実現したのが、ノビルタベルコム NOB-VCです。
円筒状の混合容器内で、特殊な形状のロータが回転し、圧縮・せん断・衝撃の力が個々の粒子に均一に作用するように設計されています。
このロータ形状と配列が、粒子を均一に複合するためのノウハウとなっており、回転数と運転時間の調整により、粒子の加工を行います。
本体ケーシングは水冷ジャケット構造になっており、弱熱性原料に高いエネルギーを加えても品温の上昇を抑制できるため、機内付着や品質劣化が少ないです。
また、摩耗性の強い原料に対しては、超硬製、セラミックス製のオプションを準備しています。
NOB構造図
ノビルタベルコム NOB-1000VC型
ノビルタ NOB-700型
ノビルタ NOB-300型
ノビルタ NOB-130型
ノビルタ NOB-MINI型
精密分散、複合化、表面改質、球形化などの幅広い処理ができます。
構造がコンパクトでシンプルです。
粉砕機や混合機をベースにした装置に比べ、短時間で緻密な被覆層を持った複合化粒子を製造できます。
弱熱性、摩耗性、強付着性原料の処理もできます。
粉接部をセラミックスで製作できます。
フロー
複合粒子の断面写真 (銅粒子にタングステンカーバイド粒子を被覆)
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