原理・構造

媒体ボール攪拌機構を本体下部に備え、ボール攪拌によりスラリー状原料を分散します。

攪拌機構の底部からスリットを通して吹き込まれた熱風とボールによって分散された原料との間で熱交換が起き、水分が蒸発します。
乾燥品はボール表面から剥離し、気流によって機外へ運ばれます。

さらに、本体上部に分級機を搭載することにより、乾燥品の粒子径を調整できます。

特長

スラリー・溶液の乾燥が可能

付着性、粘着性が強いスラリーでも乾燥できます。

エネルギー効率が高い

閉回路乾燥システムにより、ランニングコストの大幅な削減が見込めます。

コンパクトな設計

強力な分散機構により熱交換性が飛躍的に向上し、省スペース化ができます。

万全の摩耗対策

粉接部をセラミックスで製作できます。

乾燥品の粒子形状（多糖類スラリー60％ W.B. を乾燥）

乾燥品の粒子径分布（炭酸カルシウム）

用途例

XB フロー例

仕様