省エネルギーで超微粉砕を可能にした乾式の分級機内蔵型ボールミルです。
分級機を内蔵することで、サブミクロン領域の微粒子を連続的に生産することを可能にしました。
プルビス構造図
媒体となるボールを攪拌する粉砕部が装置の下部に設けられ、投入された原料は媒体ボールとともに強制的に攪拌されます。この時、媒体表面を粒子が被覆した状態で衝撃、圧縮、せん断、摩砕の作用を受け粉砕されます。
粉砕された粒子は、底部から流入する気流によって装置上部に取り付けられた分級機に運ばれ、微粉は分級ロータ内側へ吸引され製品として回収されます。
粗粉は粉砕エリアへ落下し、再粉砕されます。
媒体攪拌による粉砕と風力による分級を同時に乾式で行うことができるため、乾燥工程が不要となり、粒子の再凝集の懸念もありません。
また、粉砕媒体、ケーシング、分級ロータなど粉接部を全てセラミックスで構成することができ、金属成分の製品への混入を極力減らすことができます。
ステンレスボールの運動状態
分級回転速度を変更するだけで、粉砕品の粒子径を調整できます。
粉砕部・分級部とも、セラミックスで製作可能です。
分級部の昇降装置など、分解・組立・洗浄が容易に行えるように設計されています。
フロー
粉砕効率比較(シリカの粉砕)
粉砕効率比較(アルミナの粉砕)
スケールアップ比較(ジルコンサンドの粉砕)
分級回転速度比較(シリカの粉砕)
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