対向するノズルから噴出する高速ジェット気流により、原料同士を衝突させて粉砕する流動層式ジェットミルです。
ATP 型分級機を内蔵することで、過粉砕することなく効率の良い粉砕を可能にしました。
大量処理が求められる場合でも、マルチホイール分級機を採用することでスケールアップの問題を解消しました。
また、粉砕部は機械的摩耗が生じないため、摩耗性の高い原料に適しています。
さらに、温度上昇も小さいため、弱熱性物質の粉砕にも適しています。
AFG-CRS は、超高性能分級機を搭載することで、AFGと比較して更なる製品の微粉化を実現しました。
対向するノズルを有する粉砕部と分級部で構成されています。
機内に投入された原料が、対向するノズルから噴出する高速ジェット気流により粉砕室内に流動状態を形成し、かつ粒子は加速されて相互衝突が繰り返され粉砕されます。
粉砕された粒子は気流と共に上昇し、上部の分級ロータで分級されます。
カウンタジェットミル 内部イメージ
粉砕室内のメガジェット・ノズル
カウンタジェットミル 400AFG
(ロードセル取付け)
モース硬度9.5 の粉砕も可能です。耐摩耗対策としてセラミックス製分級ロータや粉砕ノズルケーシング、ゴムラインニングケーシングが選択できます。
ノイズレベル:85dB (A) 以下です。
分級ロータを複数取り付けたマルチロータ型の採用により、製品の品質(粒度分布)を保ったままスケールアップが可能です。
※400AFG 以上の大型機には2 個、3 個、4 個の分級ロータを取り付けることができます。
粉砕効率(粒子径)に影響を及ぼす機内滞留量をロードセルによる重量モニタ(オプション)によって管理することで、自動制御が可能になります。
粉砕部に分級ケーシングをセットすれば、分級装置として使用可能です。
分級回転速度を変更するだけで粉砕品の粒子径を調整できます。
高温・高圧エアから生成される高速ガスにより、粉砕性能を向上させることができます。
AFG-CRS 分解イメージ
従来機との比較
AFG 仕様
AFG-CRS 仕様
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