超高性能分級ロータを搭載し、超微粉までの分級を可能にした遠心力型分級機です。
分解、メンテナンス性に優れ、原料の変更による清掃頻度が高い場合などに適しています。
MCRSの分解例
気流を伴った粒子の空気抵抗力が分級ロータの回転によって生じる遠心力より高い微粉は、分級ロータを通過し、微粉排出口を経由して、集塵機で回収されます。
一方、遠心力の影響を強く受けた粗粉はケーシング胴に沿って下降し、粗粉排出口から排出されます。
分級ロータ表面の強制渦効果に加え、分級ロータ内部に半自由渦効果を付加した構造になっており、遠心分離効果が高くなっています。
分級径は、回転速度と風量により調整します。
シリカ(D50=20μm)の分級例
シリカ分級における性能比較
超高性能分級ロータの搭載により、超微粉までの分級ができます。
ヒンジ機構により、分級部の開閉が容易にできます。(MSRS-150 のみ)
マルチロータ型の採用で、微粉カット ポイントを維持したスケールアップができます。
分級ロータの回転速度と風量で調整します。
金属コンタミを回避できます。
MCRS 標準フロー
ご質問・ご相談はお気軽にお寄せください