世界中で様々な分野でお使いいただいている微粉砕機ACMパルベライザに、ジェットミルでも採用されている超高性能気流式分級機を内蔵しました。
これによりジェットミルに迫る超微粉砕を実現しています。
構造
基本的に従来のACMパルベライザと同じ原理です。供給口から機内に送り込まれた原料は、粉砕ロータで効率的に粉砕されます。その後、循環気流に乗って分級部へ送られた原料あるいは粉砕物は、分級作用を受け、微粉は分級ロータ内側へ吸引されて製品として排出されます。
また、遠心力を受けやすい粗い粒子は、カイドリング内側を通って粉砕部へ戻り、ハンマとライナによる強い衝撃作用で再粉砕される機内閉回路粉砕方式です。
ACM-CRでは独自開発した粉砕ハンマを有する粉砕ディスクを高速で回転させることにより、超微粉域への粉砕を可能にすると同時に、それに対応した超高性能分級機構を内蔵しています。
ACMパルベライザ ACM-CR 標準フロー
従来機(ACM-H)との比較
ジェットミルに迫る超微粉砕を可能にしました。
ジェットミルとのコスト比較
機械式粉砕機構を採用しているため、コンプレッサ設備を伴うジェットミルよりもコストを下げることができます。
分級ロータの回転速度変更や風量調節により、運転しながら粒子径の調整や変更を行うことができます。
機種選定ダイアグラム
用途例
ACMパルベライザと同様の粉砕原理を有しているので、様々な製品の粉砕が可能です。
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