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【超微粉砕】ミクロンジェット ® T型 MJT

概要

分級機を内蔵した衝突型のジェットミルです。原料が粉砕・分級ゾーン間を確実に循環する機構としたことで、機内残留量を少なくしました。
不活性ガスによる原料の酸化反応を抑えた粉砕システムにも応用できます。

原理・構造

ミクロンジェットT MJT構造

高速ジェット気流を利用した衝突式の粉砕部と分級部で構成されています。

機内に供給された原料は、装置底部中央の粉砕ノズルから音速で噴射されるジェット気流により加速され、衝突板に衝突することで粉砕されます。
衝突部を通過した粒子は気流と共に搬送され、装置上部にある分級ロータで所定の粒子径に分級されます。
分級ロータで分級された微粉は製品として回収され、粗粉は外壁に沿って底部に落ち原料と共に再度粉砕部に導かれます。

ミクロンジェットT型の不活性ガス循環システムは、供給機、ミクロンジェットT型粉砕機、サイクロン、集塵機、コンプレッサで構成されます。

特長

少ない機内残留

粒子径調整が容易

分級回転速度を変更するだけで、粉砕品の粒子径を調整できます。

高い分級精度

粉砕された粒子が分散した状態で微粉分級ゾーンへ導かれるため、精度の高い分級が可能です。

分解・組立・清掃が容易

部品点数を大幅に削減しており、省スペースで分解・清掃が容易に行えます。

用途例

  • 窒素ガス(N₂)および不活性ガスを使用した希土類の粉砕
  • ネオジウム鉄ボロン、サマリウムコバルトなど
  • トナーの粉砕

ガス循環粉砕システム

仕様

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