この研究では数cm位の大きさの球形粒子一個を圧縮したとき、どのように破壊されるのかを実験し、その物理に対する考察や定式化が行われました。
世界では1860年代から1950年代にかけて研究例があり、日本では1960年代後半から80年代にかけて、精力的に研究が行われて発表されています。
(旧)東北大學選鉱製錬研究所の八嶋、斎藤、神田、橋本、堀田らの仕事が有名です。
それらの論文は、国立情報学研究所(NII)が提供しているNII学術情報ナビゲータ(CiNii)より、オープンアクセスで無料で読むことができます。例えば以下のURLから読むことができます。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kakoronbunshu1975/10/1/10_1_108/_article/-char/ja/
ちなみに東北大學選鉱製錬研究所は"學"の字体からもわかる通り、1941年の設立だそうで、現在では幾たびかの組織変更の末、東北大学 多元物質科学研究所になっています。